これがロックダウンされた街の現状です。
今までに経験した事がない状況に、全世界が陥っています。
見えないコロナという強大な敵は、確実に人々を、そして人々の心を蝕んでいます。
3月28日正午にロックダウンが開始されたセブシティ。
僕はビザの関係で月曜からの3日間、在宅での勤務となりました。
その時に撮影した写真を掲載します。
通常は24時間営業なので、そもそもシャッターとかがないのでしょう、
ハリガネの太い物みたいなのが張り巡らされていました。
仲良くなったローカルのギリギリお姉さん(?)は、今は職を失っているのです。
いつもはここで6リットル入りのミネラルウォーターのボトルを買っていました。
この店の雰囲気は、日本の田舎にある雑貨屋さんのような感じです。
食料品から洗剤まで一通り何でも揃うけど種類を選べない、みたいな。
写真では見づらいですが、入り口のガラス面にダンボールが張り付けられていました。
貼り紙には『TAKE OUT ONLY』と書かれていますが、
今は営業もしていません。
先週ぐらいでしたか、一度『スキヤキライス』なるものをテイクアウトしたのですが、
日本的な味で普通においしかったのに、残念です。
店長さんは日本人ではなかったけれど、まあまあ日本語が話せました。
とりあえずレートを聞いてみたところ、
1円が0.44ペソ。つまり10,000円が4400ペソでした。
前にアヤラモール内にある両替屋さんで、0.45ペソだったけれど、
今は基本円安傾向だから、そんなに悪いレートでもないかもです。
希望もあります。
ロックダウン後には全部の洗濯屋さんが閉まってしまい、
先週の休日は人生で初めて自分で手で洗濯をするという経験をしましたが、
数日後、営業再開する洗濯屋さんも見られるようになりました。
今までは家のすぐ隣の洗濯屋さんに行っていたのですが、
そこはまだ閉まっているので、今回は道を挟んだ向かいの洗濯屋さんに行きました。
今までは次の日に仕上がっていて、微妙に高かったのですが、
今回は3日後の仕上がりですが、きっちりと1キロ29ペソでした。
照れ屋さんなのか、これ以上カメラを近づけると逃げちゃいます。
「希望を捨てずに、明るく元気に生きましょう」
そんなご近所さんの声が聞こえた気がしました。
希望。
そのフレーズから連想されるのは、
『ショーシャンクの空に』という映画です。
『どんな状況であっても決して希望を失わない』
一言でいうと、そんな映画です。
見た事のある人は、ラストシーンを思い出したはずです。
見た事のない人はぜひとも見て下さい。
今だからこそ、見るべき1本です。
絶賛オススメ中です!
僕も、希望を失わずにロックダウンな日々を生き抜いていこうと思います。
命を落とされた方のご冥福をお祈り致します。
今、ウイルスに侵されている人が無事回復しますように。
そして、人々が安心して生活が出来る日々に戻れますように。
打撃を受けた飲食店等のお店が、何とか踏みとどまれます様に。
今日のBGM『ヒロイン』back number(Uruカバーバージョン)
久しぶりにUruを聴いたら、ちょっとウルってなりました。
いや、マジで!
いつの日か、セブ島あたりで会いましょう☆彡