ロックダウンされた街(セブ島ライフ3週目)☆彡

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ロックダウンされた街

セブシティは、3月28日正午、とうとうロックダウンされました。

その瞬間、果たしてどうなるのかと耳を澄まして、

窓から見える風景を眺めていたのですが、

そもそもそれまでに人通りや車の数もいつもに較べて

激減していたので、ほとんど変わらずでした。

ハッピーニューイヤーのカウントダウンとは違うのです。

 

写真の右部分、車道には車が一台も写っていません。

この道は、普段は交通量が非常に激しいのです。

信号機がめちゃくちゃ少ないこの国では、

道の反対側に行くのに、

セブに来てすぐの頃、

僕は慣れていないから

なかなか渡れなくて、

誰かが渡るのと一緒になって渡っていました。

でも、この頃は少し慣れて来て、

コツが解ってきました。

少し強引ぐらいに渡ってしまう、

これはこの国で生きていく為には

非常に重要な事のようです。

何事も強気で攻める。

まだ決して豊かとは言えないこの国では

油断していると、

レジで横入りされたり、

ひどいと、ホールドアップみたいな、

そんな事になってしまうと

職場の仲間の日本人が言っていました。

 

この一週間は、激動でした。

少しずつ、一日ずつ、何かが減っていく。

ショッピングモールが閉店、

ジョリビーというフィリピンで最も人気のある

ファーストフード店が閉店、

職場の近所のローカルのレストランが閉店

そして、洗濯屋さんが閉店、

家の近所のローカルのレストランが閉店。

近所のセブンイレブンが20時で閉まっちゃう……。

そして、とうとうロックダウン!

洗濯屋さんというのは、

『29PHP』という看板がある、

1キロ29ペソ(約60円)で洗って乾かして

きちんと畳んでくれるという、

めちゃくちゃ便利で、しかも安いお店なのです。

でも、消費税がフィリピンは12%だから、

それを踏まえて計算しても、

1キロ29ペソではなく、

どうなっとんねん、と今まで2回思いました。

まあそれでも全然安いのは間違いないです。

その洗濯屋さんが閉まって、

もちろん日本のようにコインランドリーなどもなく、

もちろん家に洗濯機などもなく、

人生で初めて手で洗濯をするという経験をしました。

そして近所のローカルレストランさえ開いていれば、

別に毎日、食事に困る事はない、

そう思っていたのにです。

 

オフィスも大混乱です。

日本の企業も営業自粛するところもあり、

日本でもコロナ患者が激増しているようで。

この後、いったいこの世はどうなって

しまうのでしょうか。

 

 

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見事な、完璧な青い空

屋上で、見事な、完璧な青い空を見ながら

そんな事を考えていました。

少し日焼けしすぎて、顔が痛いかもです。

 

命を落とされた方のご冥福をお祈り致します。

今、ウイルスに侵されている人が無事回復しますように。

そして、人々が安心して生活が出来る日々に戻れますように。

打撃を受けた飲食店等のお店が、何とか踏みとどまれます様に。

 

いつの日か、セブ島あたりで会いましょう☆彡